忖度(そんたく)

皆さんこんにちは。四天王寺参道店の百瀬です。

ここのところ、まるで子供が覚えたての言葉を面白がって連呼するように、
盛んに使われている「忖度(そんたく)」という言葉。
正直、なにやら政治家や官僚の保身のためや、それ以外の人物の間で生
ずる権益をめぐって繰り広げられる、いやらしい駆け引きやいらん下衆い
気配りをする様を表現するように使われていますが・・・。

そもそも「忖度(そんたく)」という言葉の本当の意味とは、

『他人の気持ちをおしはかること。他人の気持ちを推察すること。』

となるはずです。

「物事に対して相手のお気持ちになって対処しなさい。」
という理解でも間違いではないと思います。

現状はまるで流行語のようにおもしろおかしく使われていますが、人と人との
おつき合いの中で大切なことを表現している言葉なのです。でも残念ながら
あまりに下衆な事例でのみ連呼されてしまったため、悪いイメージばかりが
先行してしまっています。

でも私自身は、この言葉にはけっこう前から聞き馴染みがあります。 
もう20年以上前になりますが、当時の職場のボスがよく口にしていた言葉で
した。
「サービス業に従事する者は、いつもお客様のことを正しく忖度しなければな
らない。」と指導されていました。
「おい、百瀬!お前は今あのお客様のこと、ちゃんと正しく『忖度』できたか?
ちゃんと納得して満足してもらえたか!?」
と問われて怒られていました。
お客様との対話の中でお気持ちを正しく「忖度」することがよりよいサービスに
つながるのだと。

もちろんその教えは今も仕事において常に心がけているつもりですが、自分
以外の人間の本当の気持ちを正しく理解することは、そんなに簡単なことでは
ありません。まして人生の大先輩にあたる年齢のお客様ばかりです。私のよう
な若輩者が常にお客様のお気持ちを正しく推察して、100%の信頼を得続ける
にはまだまだ精進が必要です。おそらくこの仕事をリタイアするまで努力し続け
なければいけないでしょう。

だからこそ、サービス業に従事するものとして本当は大事にしなければならない
言葉が、本当の意味を歪曲されて世間でひどい使われ方をされている状況が残
念でなりません。
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