一台の古ぼけたミシン

皆さんこんにちは、茨木店の斉藤です。

初夏を通り越して夏!ていう感じが続きましたが体調の方は如何でしょうか?急速な気温の変化は体調を崩すもとにもなりますのでお気をつけ下さいね。

ところで、母の日ももう終わりましたが、何か親孝行をされたでしょうか?
「親孝行したいときに親はなし」「いつまでもあると思うな親と金」
昔の人はうまく言ってますよね。本当にその通りなんで私はなんぞは、つくずくそう思ってしまいます。

先日こんな事がありました。私は店の2階の奥で生活していますが、その部屋の片隅に古ぼけた一台のミシンが置かれています。8年前になくなった母が生前使っておりました。
今はもう見なくなった足踏みミシンというやつです。

何故処分しないの?って。そんなに邪魔にもならないので生前使っていた裁縫箱から小物入れまでそのまま置いています。
邪魔になれば処分しようと・・・そういう考えです。

物に拘る性格でもない私は生活出来ればいいわ!というスタンスなんで物もそんなに増える事もありません。
所謂シンプルライフというやつです(本当はそんなに良いものではなく、ただ単にものが買えないだけかも!?)

古ぼけたミシンは使われる事も無く、そのままだとホコリを被るので、一枚の布が掛けられています。たまにはその布を洗って綺麗にしてやらねばと布を取り外しますと、ミシン台の端の方に1冊のノートが置かれていました。何が書かれているのかとそっとページをめくりますと、大根がいくら、なにがいくらと所謂家計簿というやつが几帳面な字でノート1冊、日付とお金の収支がびっしりと書き込まれていました。

「あぁ、こうして母は厳しい我が家の家計を自分の欲しい物もろくに買うことなく、長年に渡って支えてくれていたんだなぁ」と思うと感謝以外の何物でもありません。
と、申しますのも母が我が家に嫁いできたのは私が小学4年のときで、生みの親を結核で3歳のときに亡くし、2度目の母は父との折り合いが悪く2年位で離婚、そして3度目の母が私を育ててくれたのです。

来た当初にはそこそこの借金が我が家にはあったそうです。
理由は生みの親が結核になった時、治療費に大きなお金が掛かったそうですがが、にもかかわらず帰らぬ人となり、借金だけが残ったそうです。

今なら結核で亡くなる人は殆どいませんが、昭和26年頃だと良い薬もなく結構命を落とされる方も多かったようです。

所謂仲人ぐちというやつで、母にはそういった事を知らされずに嫁いできたようです。
おまけに父は頑固でヘンコで我がままで怒りっぽい性格で、そんな父に随分母は苦労させられたようです。尚且つ出来の悪い息子・・・小生の事。

長年にわたってその借金は残り、苦労して買いたいものも買わず払い続けてくれたのです。

そのノートを見て「こんなにも頑張ってくれてたんだなぁ」と思わず胸が熱くなる思いがいたしました。

義理の母とはいえ、本当に感謝です。感謝以外の何物でもありません。

「元気なな時に、もう少し親孝行していればなぁ~」と今でも悔いは残ります。
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